◆二日目◆
二日目は仙台観光がメイン。しかもギッチギチにスケジュール組んであります(笑)
ということで、朝6時過ぎに起床。女として顔形を整えて、ホテルの朝食バイキングへ。レストランは青葉通りに面していて、中央分離帯にある欅並木が雨に濡れて美しかったです。
朝食を終えるとすぐにチェックアウトして、駅前へ。コインロッカーに荷物を預けて、まずは瑞鳳殿へ。
雨脚が強くなる中、瑞鳳殿を見学。
わたしは二回目なので、今回は写真は殆ど撮らずに眺めて楽しみました。
清掃をしていたおじさまに聞いた屋根の上の龍の話(※)に「おおお〜!」と、政小妄想を発動して身悶える女三人・・・(笑)表面上は耐えましたが、心中は「はぁはぁ」とうるさいほどの逸話に「まーくんは神だな」と納得。
※昭和二十年七月の仙台空襲で、青葉城の大手門とともにここ瑞鳳殿も焼失しました。
その瑞鳳殿の屋根の四方には二匹対になった阿吽の龍がついていたのですが、焼失後に調べると六つしか出てこなかったそうです。(四方×二匹なので計八匹いた)
たぶん熱で溶けたか(青銅製だった)、心ない人たちによって持ち去られたと思われるのですが、それを知った仙台の人たちは「きっと二匹の龍は天に昇ったんだ」と口々に言い、納得したとか。
わたくしゲームの方はよく判らなかったので、「あら二匹って!それじゃ、それはまーくんとこじゅで決まりねv」と勝手に納得していたのですが。なんですか、ゲームではあの二人は「双竜」とか言われてたそうじゃないですか!なるほど、RさんとKさんの悶えっぷりに納得(笑)
それにしても、なんてエピソードだっ!史実なのに恐ろしいほどの萌えを与えてくれるな、まーくん!そして↑のような粋な考え方をなさる仙台市民が素敵だと思いました☆
さて我々の腐った妄想のせいか、はたまた「もう、殿ってばドSめ!」と叫ぶ我々の愛の裏返しのせいか全く雨脚が衰えません。そんな中、ぎゅうぎゅう詰めのるーぷるバスにて市博物館へ。
途中、小十郎屋敷後の看板を案内しつつ、博物館へ。それにしてもホント、お城に近いよな!(笑)
先月来たときと一部展示物が入れ替わっており、二代目小十郎に惚れた小早川秀秋(金吾中納言)の和歌の書なんかもあって、興味深かったです。十三歳くらいなのに恐ろしいほどの手蹟・・・
そしてまーくんの十代の手蹟も恐ろしいほど流麗v「まあ、十歳で連歌作っちゃうくらいだものなー」なんて思ったり。この時代の上流人の教養の深さはホントに信じられないくらいスゴイ・・・
水玉の陣羽織も見たかったのですが、あれは7月〜9月の展示だそうです。
こ、今度は七夕にでも合わせて、ま、また行くかっ!?←かなり行きたい・・・
そしてちょうど刊行されたばかりの政宗文書4と復刊された政宗文書1も手に入れて、宅配してもらいました。二冊あわせると約三キロ超・・・やっぱまーくんは恐ろしい;
ここで丁度お昼になったので、館内のレストラン「三の丸」(笑)で軽く昼食を頂く。
午後は博物館主催のイベントに参加。いい思い出ができました・・・同行のお二人にはいくら感謝しても足りないくらいです。
*本当にどーでもいい余談*
イベントが終わって同行のお二人が着替えている間に携帯を見たら、実家の母からの着信が!
放っておいてもずっとかけてくるのは間違いなかったので、諦めてこちらから電話。
そして話の成り行き上、また仙台に来ていることがバレた・・・orz
お叱りを受けるかと思いきや、なんかもう呆れてた(笑)大人になるとこういうところがゆるくなって良かったなー、としみじみしたのでした。
博物館を出る頃には、晴れ間が見えてきました!そのまま仙台城址跡へGO!
土曜日と青葉祭りのせいか観光客が多い仙台。またしてもバスはぎゅうぎゅう詰め。「時間的にバスも終わっちゃうし、帰りはタクシーだねぇ」と話しながら、「また来たよ〜!」と殿にご対面。
前回暗すぎたので、美しく撮れた殿を大きいままv重くてすんません・・・
かっけーなぁ〜vvv
仙台市街が一望できる本丸跡でしばし佇みました。・・・と、お二方が写真を撮り終える頃にまたしても雨が!「自分がうまく撮られれば、あとは知ったこっちゃないっ!」と言わんばかりの殿の采配(笑)
強くなる雨脚に室内へ避難!ということで前回は時間の都合上入らなかった資料館へ。ここがすごかった!
まずはバーチャル映像で大手門から小十郎のお屋敷へ猛ダッシュするまーくんの目線が味わえます!!!(笑)近さも改めて実感!
そしてここでは『現代に甦る仙台城』と称して、発掘資料などを元にしたCG映像が上映されてます。これ、声優の永井○朗氏の政宗と、青○武氏の小十郎の素晴らしいアテレコで悶えます!!!
二人でいちゃつきながらCG再現された思い出の仙台城を案内してくれますので、ぜひに御覧下さい!
さて資料館を出ても、まだ雨が。というか、豪雨といっていいほどの降りですよ?(笑)
このあと青葉祭りの見学をするつもりだったので、少し雨止みを待つことに。その間にお土産を見てずんだ餅を食し、空が明るくなってきたのでタクシーに乗り込み市街へ。
そうそう、仙台ではかなりタクシーのお世話になったのですが、みなさん優しかったです。同じ観光地でも某京○とかとは大違いだ(笑)
そしてみなさん仙台の歴史やまーくんのことをよくご存知!観光客相手に当たり前かもしれませんが、それだけじゃない感じ。すごく仙台を愛しているんだと思う。
仙台城から乗ったタクシーの運転手さんは、麓にある沼では日本で初めてスケートが行われたとか話してくださった。このときスケート靴を履いて、凍った池を滑るまーくんの姿が浮かんだ・・・(笑)どうも明治時代くらいの話のようですが、まーくんのお膝元はハイカラだなー。
そして青葉祭りの見学がしたいことを告げると、「山車がアーケードに飾られてて、また雨に降られてもそこなら濡れないから」といい場所で下ろしてくださいました。やっぱり優しいなぁ・・・
さてそんなわけで、一番町のアーケードで山車の見学です。
ンマーいきなりこんな山車がっ!
だーすべーだーかよ・・・(笑)
そしてこれ上の政宗さんが上下するんですって!(爆笑)
この水玉のデザインはホント素晴らしいv
山車を眺めつつ、買い食いしたりして仙台の街を堪能。明日の青葉祭りが楽しみになりましたv
この日は市内での宿の確保ができず、松島の宿へ。夕食付きなので、そろそろ退散〜。
松島の宿にチャックインして、すぐに夕食へ。
その後一休みしてから大浴場へ。残念ながら温泉ではなかったのですが、足を伸ばして入れるお風呂はいいっすねv
三人貸しきり状態のぬるい露天風呂に浸かりながら、「小十郎が温泉に浸かってたら、まーくんはあの辺りから飛んでくるね☆」「そして間違いなくお風呂エッチに突入で、小十郎は逆上せるね☆」と妄想三昧・・・これはデフォな妄想ですよ、ねぇ?
今日はベットでなくお布団vベットは苦手なので嬉しい。
そしてこの日も見事撃沈。お二方もさすがにぎっちぎちスケジュールの旅二日目ともなるとお疲れのようで、早々とお眠りになったご様子・・・おやすみなさいませ。
←back next→
←書庫覚書